こんにちは!食べ歩きりんご(Instagram @daizu.lingo)です。
タイトル、詰込みすぎました。。。
そのくらい、熱量高いお店を発見してしまったのです。
場所は麻績村(長野の方は読めると思いますが”おみむら”!)の通り沿い。
以前、筑北村の小木曽食堂に行く途中に大きな青い暖簾があり、気になっていたお店です。
小木曽さんの記事はこちら
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青い暖簾が目印の「精晴堂」。
営業日は金土日のみなのでご注意を~!
せいせいどう、と読むこのお店の由来は、もともとこの古民家で営んでいた薬屋さんの名前に由来するそうです。
駐車場はお店から50mほど離れたところなのでご注意ください!
あと、駐車場からお店に行く際は横断歩道もないカーブの道を渡らないといけないので超要注意です💦
さて、お店に入りますと、出迎えてくれたのは天井の高い広い玄関!
祖母の家を思い出しました。
実際、店主さんのおじい様のお家を改装されたお店だそう!
温かみを感じるわけです^^
そして、案内いただいたのはなんと「こたつ席」!
お昼すぎの時間にうかがったのですが、ほかにお客さんは1組だけで、ゴロゴロしちゃいました(笑)
うるさい2歳児もいたので、この広々&あったか空間は助かりました。
精晴堂メニュー詳細はこちら
珈琲に注力しているとのことですが、ベトナム料理が席巻しております(笑)
なぜ?!
その理由はのちほど。。。
春巻きは生じゃなく揚げた春巻き。
しかもベトナム北部の大きなボリュームあるタイプの春巻きとのことです。
そしてデザートも充実してます!
コーヒーは選びやすいチャートもあってありがたい♪
オムカレーも気になりましたが、レアなベトナム料理にしようということで。
・フォーセット(ドリンクなしにして、チェリーティーを追加)800円+コーヒーチェリーティー500円
・春巻きセット(ネムザーンセット3本。ドリンクは麻績ブレンド)950円
以上にしてみました。
店主さん、お一人で調理から接客までされているそうです。
注意書きを見ると「1時間ほどお待たせすることもあります」とのこと。
気長に待とうということで、お店の中を色々見せていただきました。
こたつ席の隣のお部屋は応接間のよう。
ほかにも、ソファ席があるようでした。(お客様がいたので撮影ナシです)
お手洗いへの廊下も趣があります。
待つこと15分ほでお料理がどんどんできあがってきました!
まずはフォー。春巻きも1本ついててうれしい♪
麺類&スープが大好きなおたいこ、過去最高の食いつきです(笑)
取り分けていただいた分だけでは足らず、わたしの分まで食べてました。スゴイ!
大人の食べる分はパクチーたっぷり!
鶏肉は胸肉かな?あっさりしていてお肉得意でないわたくしもおいしくいただきました。
そして、揚げ春巻き。
ベトナム人の友人につくってもらったり、現地でもおいしいお料理屋さんに連れていってもらったりしたこともあるので、結構ベトナム料理にはうるさいという自負があります(笑)
だけど、この春巻きを食べたら「え!?これ、何入ってるの!?」と驚くほどのおいしさ。
本当においしいものを食べたときって、初めての食べ物でもどこか懐かしさを感じるものです。
なんだか懐かしい感じ。
カリっと香ばしい皮をかじりとると、あとからもっちりとした食感に。
旨味が凝縮された春雨と野菜がじゅわ~っと中から出てきます。
香草がほんのりきいているためか、しつこさはまったくありません。
そのまま食べても十分おいしかったのですが、ポン酢、ベトナムチリソースの2つのソースで味変すると無限に食べられそうです(笑)
店主さんは「女性なら3本食べたらもう夕飯いらないくらいという方もいらっしゃいますよ」とおっしゃってましたが、いやいや、わたしはこれなら4本、5本くらい食べられます。
自家製お米もおいしいんです。
でも、ここでは春巻きに集中して5本セットを頼みたいと本気で思っちゃいました!
5本セットなんてないけど( ´∀` )
※春巻き単品が1本250円なので5本頼むという手段があります
おたいこは、フォーに続き春巻きも食べていましたが、なぜか春巻きセットのスープを非常に気に入り、
一人でほぼすべて飲んでました!
おたいこの「おかわり」をこんなに聞いたことはありません^^うれしい!
店主さん、と~っても子連れに慣れてらして、子ども向け食器を用意してくれたり、あらかじめフォーをとりわけてくださったり。
ほんとに過ごしやすいです!
お店のこだわり、なぜここでお店を始めたかについてもお話いただきました。
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そして、「なぜベトナム料理なのか」?
ざっくり言うと、前のお仕事でベトナムの方とのつながりが深いお仕事だったそうです。(詳細は直接どうぞ^^)
もともとはコーヒー一本でお店をする予定が、「食事もしたいよ~」という周囲の声で、「じゃあせっかくだからベトナム料理を」ということで、メニュー開発をされたそう。
元料理人だったわけじゃないとのことですが!
料理素人だったとは思えない完成度の高さですよ~✨
そして、ベトナムトーク、楽しかったです( ´艸`)
まさか麻績村で海外の話をできるなんて、とってもうれしかった!
さて、食後のコーヒータイム。
だいずオーダーの麻績ブレンドコーヒー。
デザートとして「湯円タンエン」600円というジンジャーシロップのスープでいただくおもちをお願いしました。
「麻績ブレンドコーヒー」、コーヒーに疎いわたしでも、「あれ!?何か違う!まろやか!」とはっとしました。
ミルクが入ってるのではないかと思ったほど。
コーヒーにうるさいだいずも「さすがだねえ」と納得した様子でした^^;
断面図を撮影しようと、スプーンでおもちを切ったら悲惨なことになっちゃいましたが…
おわかりいただけるでしょうか、ピーナツやゴマのソースが入ってるんです。
えーと、つまり…おいしいやつなんです。
わたしのオーダーした、コーヒーの果肉をお茶にしたチェリーティー。
とっても珍しいお茶ですよね。
コーヒーの薄い感じかと思ったら全然。まったくのコーヒー関係ない感じのクセのないお茶でした!
おたいこにはサービスでオレンジジュースをいただきました。
ありがとうございます!
添えられたお茶菓子は店頭販売もあるカラメリゼしたナッツ菓子。
ポリポリ止まりません(笑)
実はこの日、わたしは朝4時起床^^;
睡眠不足状態でしたが、「それでも行ってよかった!」という、大満足の時間を過ごせました。
そして、帰宅まぎわ、だいずと「春巻き、お持ち帰りもあるんだね…」ということに気づき、1セット購入してしまいました!
そして、夕食にまた春巻きをいただくという夢の春巻きデーとなりました!
油をひいて焼くだけでお店と同じ味!
これ、冷凍もできるのかしら~!?できるなら今度、まとめ買いに行きたいです。
また、お店に必ず行くので聞いてきますね。
わかったらまたお伝えします✨
麻績村というちょっと遠いかなというところにありますが、高速が便利な場所なので、案外どこからも行きやすいかと思います。
今年も終わりが見えてきたころに、いいお店を見つけることができました。
ごちそうさまでした!
【お店詳細】
古民家カフェ精晴堂
長野県東筑摩郡麻績村麻3118
営業時間/ 11:00~17:00(16時10分にお客さんがいない場合は閉店)
定休日/月火水木(月木が祝日の場合は営業)
TEL/0263-87-6139
※現金またはPAYPAYのみ。1000円札多めでお願いします!
古民家カフェ 精晴堂 (カフェ / 聖高原駅)
昼総合点★★★★☆ 4.9